引越しの際、意外と悩んでしまうのが、ご近所さんへの挨拶ですね。

引越しを初めて経験した方であれば、そもそも引越しの挨拶ってすべきなの?って疑問に感じる方も多いはず。

そこで、今回は

  1. 引越しの挨拶をそもそもすべきなのかどうか
  2. 挨拶するのであれば、誰(どこ)に対して挨拶すればよいのか
  3. マナーとしてどのような挨拶が妥当なのか

について、今現在の風潮を昔と比較しながらまとめてみたいと思います。

「家族での引越し」の場合挨拶するのが望ましい

引越しのご近所さんへの挨拶ですが、まず

  • 家族での引越し
  • 単身での引越し

なのかで挨拶すべきかの温度間が変わってきます。

まず、家族全員での引越しについては、お隣さんへの挨拶をした方が望ましいのは、昔も今も変わりません。

挨拶の対象は「旧居のご近所」と「新居のご近所」の両方

誰に対して、挨拶するのかですが、基本的には

  • 旧居でお世話になったご近所さん
  • 新居周辺のご近所さん

の両方になります。

今まで住んでいた住居のご近所さんへは、「今までお世話になったことに対するお礼」と「引越し作業で迷惑をかけてしまうかもしれないことの事前報告」を伝えます。

立つ鳥跡を濁さずと言いますが、引越し後の相手との関係性にかかわらず、一言挨拶しておくのが良いでしょう。

「隣に住んでいる山田です、実は4月12日に引越しすることになりその挨拶に伺いました。今まで長い間ありがとうございました。引越し日の当日は、引越し作業の関係で何かとご迷惑をおかけすることになるかもしれませんが、どうかよろしくお願いします」

といった挨拶を相手との関係性によって微調整していけば良いと思います。

また、新居への挨拶は、今後の住環境をより良いものとするためにも、もっと大事になってきます。

引越し先がマンションなら「真上」「真下」「左隣」「右隣」の住人へ挨拶を

新居での挨拶を考えたときに、誰にどこまで挨拶すればよいのか「挨拶相手の範囲」が疑問になってきますよね。

これは、引越し先が「マンション(アパート)」なのか、一戸建てなのかで少し異なってきます。

マンションは、お隣さんだけでなく、上の階の住人や下の階の住人に挨拶しておく必要があります。

なぜなら、これからの新居での生活が、自分たちの騒音が原因で下の階の住人に迷惑をかける可能性も出てきますし、上の階の住人の生活音で自分たちが困ってしまう事態が考えられるからです。

そのため、マンションなどの集合住宅では、

  • 左隣のお隣さん
  • 右隣のお隣さん
  • 真上の階の住人
  • 真下の階の住人

の4か所に少なくとも挨拶しておく必要があるでしょう。

左右のお隣さんへの挨拶は、これから何かと顔を合わせることになると思うので、「これからどうぞよろしくお願いします!」という簡単な挨拶で構いませんが、上下の階の住人へは、これからの生活する際、「生活音」や「水漏れ」など直接迷惑をかけてしまう、あるいは迷惑をこうむってしまう関係性のため、より丁寧にあいさつしておき、心証をよくしておくのが大事になってきます。

引越し先が一戸建てなら「向こう3軒、両隣り」の住人へ挨拶を

引越し先が一戸建てなら「向こう3軒、両隣り」の住人へ挨拶すれば良いでしょう。

向こう三軒両隣とは、「自分の家の向かいに当たる3軒」と「自分の家の左右両隣に当たる2軒」の家になるのですが、古くから親しく交際する近くの家の最小単位として考えられているそうです。

そのため、引越しの挨拶をするのであれば、まずは「向こう3軒、両隣り」の住人へ挨拶することを考えてください。

また、マンションにしても一戸建てにしても、ご近所さんが不在のケースも多いと思いますので、その場合は、郵便受けに「引越しのご挨拶に伺いましたが、ご不在のようでしたので、お手紙にて失礼いたします・・・」といったような挨拶内容を書いた手紙を入れておけばよいでしょう。

女性の単身引越しの場合の挨拶には危険が伴う

これまでは、家族での引越しについて触れてきましたが、ここでは単身での引越しについて書いてみたいと思います。

基本的に、家族での引越しほど挨拶の必要性は高くないと思います。

社宅への引越しなどであれば、今後仕事上付き合いが出てくる可能性もあるので、そのようなことを考えると挨拶しておいた方が良いケースも多いでしょうが、問題は女性の単身引越しのケースです。

「女性専用のマンション」や「完全オートロックマンション」が女性から高い人気があるように、女性の一人暮らしは何かと犯罪のリスクに晒されます。

そんな中、単身引越ししてきた女性が引越しの挨拶に行ったのでは、ストーカー被害のリスクも出てくるため、挨拶を差し控えたほうが無難だと個人的に実感しています。

実際、私の知人の女性も、一人暮らしで性犯罪にあいそうになった女性がいます。

同じマンションの住人にストーカーされて、エレベーターの中で襲われかけたそうです。

引越し先の周りの住人にどのような人間が住んでいるか事前に知るすべはありませんから、わざわざ挨拶することで犯罪にあるリスクを高くする必要はないと思います。

以上、引越しの挨拶について、「戸建て」と「マンション」別の対応、そして「単身引越し」と「家族での引越し」での対応の違いについてまとめてみました。